ホーム > ブログ > リワーク(復職支援)プログラム(その56)
2019年07月13日
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の56回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖復職支援成功のカギ(リワーク成功のカギ)はあせらないこと〗(Ⅷ)
◎職場向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)②
~企業向けの職場復帰支援(リワーク支援)機関もある~
■復職支援のことを相談(リワークのことを相談)できる
⇒多くの企業で、メンタルヘルスの不調によって休職するメンタルヘルス不調者が増えています。メンタルヘルス不調者の増加にともない、企業の復職支援の体制(リワークの体制)づくりが求められています。
各都道府県に設置されている産業保健推進センターなどでは、企業を対象に、メンタルヘルス専門の復職支援スタッフ(リワークスタッフ)が復職支援の体制づくり(リワークの体制づくり)のための復職支援相談に、無料で応じて(リワーク相談に、無料で応じて)います。
企業は、復職支援の公的機関(リワークの公的機関)でのリワークプログラムを活用(復職支援プログラムを活用)して、復職支援に関する(リワークに関する)疑問やメンタルヘルス問題を解消しましょう。
『①産業保健推進センター:独立行政法人労働者健康福祉機構が、各都道府県に設置しています。産業医、産業看護師、衛生管理者などの産業保健スタッフが復職支援(産業保健スタッフがリワーク)すると同時に、企業に対して職場のメンタルヘルス管理の啓発をしています』
『②メンタルヘルス対策支援センター:2009(平成21)年から産業保健推進センター内に設置されはじめました。メンタルヘルス不調の予防から復職支援(予防からリワーク)まで、職場のメンタルヘルス対策について、企業の復職支援相談(企業のリワーク相談)に応じています』
■社内の復職支援制度(リワーク制度)を見直すヒントに
⇒復職支援相談する際(リワーク相談する際)には、まず企業側が社内の復職支援制度(社内のリワーク制度)をセルフチェックします。休職しているメンタルヘルス不調者のメンタルヘルス状態を把握しているか、職場にメンタルヘルスの担当者がいるか、確認してから復職支援相談(確認してからリワーク相談)しましょう。
社内の復職支援制度を確認(社内のリワーク制度を確認)したうえで、各センターに、企業での望ましい復職支援の体制づくりへのとりくみ(リワークの体制づくりへのとりくみ)をたずね、復職支援制度の整備(リワーク制度の整備)をはじめます。
復職支援施設(リワーク施設)などメンタルヘルス科医療機関や職場復帰支援機関(リワーク支援機関)と連携をとることは、職場のメンタルヘルスの将来や復職支援の将来(リワークの将来)によい影響をもたらします。
『③そのほか:保健所や自治体でも、企業や地域を対象に、メンタルヘルス推進の啓発活動をおこなっています。また、民間EAPの復職支援(民間EAPのリワーク)が契約企業に対してリワークプログラムの提供(契約企業に対して復職支援プログラムの提供)をおこなっています』
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。