ホーム > ブログ > リワーク(復職支援)プログラム(その34)
2019年02月09日
千里中央(大阪府 豊中市・北摂 千里ニュータウン)、心療内科 精神科(メンタルヘルスケア科)「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の34回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で患者様はなにをするか〗(Ⅴ)
◎本人向け復職支援アドバイス(リワークアドバイス)②
~復職支援成功(リワーク成功)への第一歩は復職支援施設(リワーク施設)に通うこと~
⇒「リワークプログラムがはじまった(復職支援プログラムがはじまった)ら、きちんとリワークプログラムに通う(復職支援プログラムに通う)ことができる」と思っていても、実際にリワークプログラムがスタート(復職支援プログラムがスタート)すると、疲れからメンタルヘルス不調が出て、リワークプログラムへの遅刻(復職支援プログラムへの遅刻)やリワークプログラムの欠席(復職支援プログラムの欠席)が増えていくこともあります。
■毎日外に出ることが復職支援成功へのスタート(リワーク成功へのスタート)
⇒まずは、毎朝メンタルヘルス不調でおっくうでも、身支度をして一歩踏み出して家を出ます。最初のうちは、復職支援施設に通う(リワーク施設に通う)だけでも疲れるものですが、じょじょにリワークプログラムに通うことにも慣れて(復職支援プログラムに通うことにも慣れて)きます。リワークプログラムへの参加(復職支援プログラムへの参加)が決まる前から、毎朝外出して復職支援施設に通う習慣(リワーク施設に通う習慣)をつけておくと、復職支援デイケア(リワークデイケア)や復職支援ショートケア(リワークショートケア)など、リワークプログラムにスムーズに入って(復職支援プログラムにスムーズに入って)いけます。
毎日の通勤を無理なく続けられることは、復職支援成功のための重要な条件(リワーク成功のための重要な条件)です。毎朝、決まった時間に起き、リワークプログラムなどデイケアに遅刻(復職支援プログラムなどデイケアに遅刻)しないように復職支援施設に通所する生活リズム(リワーク施設に通所する生活リズム)とメンタルヘルス状態を、身につけていきます。ただし、リワークプログラムへの遅刻や欠席(復職支援プログラムへの遅刻や欠席)をしたら、復職支援施設スタッフ(リワーク施設スタッフ)とともにリワークプログラムへの遅刻や欠席の理由(復職支援プログラムへの遅刻や欠席の理由)を考え、メンタルヘルス対策や復職支援対策(リワーク対策)を講じます。復職支援対策などを講じる(リワーク対策などを講じる)ことも、復職に向けた準備のひとつ(リワークに向けた準備のひとつ)です。
■復職支援施設など医療機関(リワーク施設など医療機関)に通う
⇒日中の復職支援デイケア(日中のリワークデイケア)や短時間の復職支援ショートケア(短時間のリワークショートケア)、メンタルヘルス科外来などに通うときは、必ず復職支援施設で決められた時間(リワーク施設で決められた時間)を守ります。リワークプログラムなどデイケアに遅刻する場合(復職支援プログラムなどデイケアに遅刻する場合)は、復職支援施設に連絡(リワーク施設に連絡)します。復職支援施設など医療機関に連絡(リワーク施設など医療機関に連絡)なくリワークプログラムなどデイケアへの遅刻や欠席(復職支援プログラムなどデイケアへの遅刻や欠席)をしないことが復職支援成功へのステップ(リワーク成功へのステップ)のひとつです。
復職支援施設に通うと生活リズムが規則正しく安定(リワーク施設に通うと生活リズムが規則正しく安定)して、毎日外出しても疲れないメンタルヘルス状態まで回復してくると、復職に向けての自信(リワークに向けての自信)や復職準備性(リワーク準備性)が高まってきます。
■図書館など緊張感のある場へ
⇒リワークプログラムのない日(復職支援プログラムのない日)も、決まった時間に家を出ます。図書館は周囲の目もあり、緊張感をもって自主的にリワークプログラムをおこなう(自主的に復職支援プログラムをおこなう)には最適です。図書館で一定の時間、新聞や本を集中して読む力をつけることにより、メンタルヘルス状態が回復してきて復職準備性が整い(リワーク準備性が整い)ます。ただし、自宅やカフェはリラックスしてしまうので、復職に向けた準備(リワークに向けた準備)にはならないです。
●リワークプログラムを休んでしまいそうな日(復職支援プログラムを休んでしまいそうな日)は
⇒一度、リワークプログラムを休んで(一度、復職支援プログラムを休んで)しまうと、リワークプログラムなどデイケアを休んだ日(復職支援プログラムなどデイケアを休んだ日)からずるずるとリワークプログラムなどデイケアに行かなくなり(復職支援プログラムなどデイケアに行かなくなり)、さらにリワークプログラムを休んでしまった罪悪感(復職支援プログラムを休んでしまった罪悪感)でメンタルヘルス症状を崩すという悪循環に陥ります。
リワークプログラムを休んでしまうのを防ぐ(復職支援プログラムを休んでしまうのを防ぐ)には、朝、メンタルヘルス不調でおっくう感があっても、リワークプログラム参加の準備(復職支援プログラム参加の準備)をし、家を出てみましょう。リワークプログラム参加への準備をして外出(復職支援プログラム参加への準備をして外出)してもメンタルヘルス症状がよくないときには、リワークプログラム欠席の連絡(復職支援プログラム欠席の連絡)をします。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科(メンタルヘルス科)「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。