豊中市 千里中央にある「杉浦こころのクリニック」です。 | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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ストレスへの対処(その5)

2015/02/22

皆様、おはようございます。心療内科 精神科千里中央駅直結医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。

今回は「ストレスへの対処」の5回目です。

【続き→】〈メンタルヘルス不調

私たちは日常生活でストレッサーを経験すると、そのストレッサーを解決したりストレッサーによる悪影響ストレス反応)を緩和するために、さまざまな工夫をします。これをストレス対処(コーピング)といい、ストレス対処が適切になされている場合には、心理面、身体面、行動面のストレス反応はしだいに低下していきます。

しかし、ストレスへの対処能力を上回るほどのストレッサーを経験したり、ストレッサーが長期間続いたりするストレス反応も慢性化していきます。ストレス反応が慢性化すると、まず活気が低下して、元気がなくなってきます。この状態が解消されずに慢性化すると、イライラや不安感を覚えるようになります。そして最終的には気分が落ち込んだり、ものごとがおっくうになるなど、いわゆる「うつ」の状態に近づいていきます。

以下のような症状が2週間以上続く場合には、「うつ」が疑われますので、専門家(精神科、心療内科)に早めに相談することをおすすめします。

●気分の落ち込み、憂うつな気分

●趣味などが楽しめない

●体重の減少または増加、食欲の減少または増加

寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚めてしまう、どれだけ寝ても眠気がとれない

●気持ちが焦る、イライラしやすい

疲れやすい

●価値のない人間だと思う、周りに対して申し訳なく思う

●思考力や集中力が低下する、決断が難しい

●いっそのこと消えてなくなりたいと思う
 
以上、心療内科千里中央駅杉浦こころのクリニック」(千里ニュータウン千里セルシー3階)の杉浦でした。

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