妄想性障害(その1) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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妄想性障害について(その1)

妄想性障害とは?

妄想性障害は、一つまたは複数の誤った思いこみがあり、それが少なくとも1ヵ月間持続するのが特徴です。

  • ・誤った思いこみには、配偶者に裏切られるなど、通常でも起こり得る状況が含まれている傾向があります。
  • ・この障害は妄想性パーソナリティ障害の人に発現することがあります。
  • ・診断は、あらかじめ他の疑われる原因を除外し、主に既往歴に基づいて行います。
  • ・通常、患者は社会的機能を果たすことができる状態であり、仕事をもっています。
  • ・治療には医師と患者の良好な関係が不可欠です。

一般に、妄想性障害は成人期中期から後期にかけて発症します。妄想は奇異な内容のものではなく、後をつけられている、毒を盛られる、感染させられる、遠くから誰かに愛されている、配偶者や恋人に裏切られるなど、実生活でも起こり得るような状況を含んでいます。妄想性障害の亜型もいくつか知られています。

色情型:
誰かが自分に心を寄せていると思いこみます。電話、手紙、さらには監視やストーカー行為などで妄想の対象と接触を図ろうとします。妄想から出た行動が法に抵触することもあります。
誇大型:
自分には偉大な才能がある、あるいは重要な発見をしたなどと思いこみます。
嫉妬型:
配偶者または恋人が浮気をしていると信じこみます。あいまいな証拠から誤った推測をしてそのように思いこみます。このような状況下では、傷害事件が起こる危険があります。
被害型:
自分に対し陰謀が企てられている、見張られている、中傷されている、嫌がらせをされているなどと思いこみます。裁判所など行政機関に訴えて、操り返し正当性を主張しようとします。まれに、想像上の迫害に報復しようとして、暴力的な手段に訴えることがあります。
身体型:
体に不自由があるとか体臭がするなど、体の機能や特性にとらわれます。妄想が、寄生虫感染といった想像上の身体疾患の形を取る場合もあります。

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