妄想性障害(その2) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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妄想性障害について(その2)

症状

妄想性障害は既存の妄想性パーソナリティ障害に起因することがあります(パーソナリティ障害:A群:奇妙で風変わりな行動を参照)。妄想性パーソナリティ障害の人は、成人期初期に始まり、他者の行動や動機に対して全般的な不信や疑念を抱きます。発症初期には、利用されていると感じる、友人の誠実さや信頼に執着する、悪意のない言葉や出来事に自己への脅迫的な意味を読み取る、うらみを抱き続ける、軽視されていると感じるとすぐに反応する、などの症状がみられます。

診断

妄想を伴うような特定の状況がほかにないことが確認されれば、本人の病歴に基づいて妄想性障害の診断が下されます。医師は患者の危険性の度合いを評価する必要があります。特に、どの程度まで自己の妄想に基づいて行動するつもりなのかを評価することが重要です。

予後(経過の見通し)と治療

通常、妄想性障害によって重度の障害が引き起こされることはありません。ただし、次第に妄想に深くのめり込むようになることがあります。たいていの場合、仕事を続けることができます。

医師と患者の良好な関係は治療のために有用です。危険な患者であると判断される場合には、入院が必要となります。

抗精神病薬の使用は一般的ではありませんが、場合によっては症状を抑える効果があります。妄想にとらわれた患者の関心を、もっと建設的で満足感の得られる領域へと向けることが長期治療の目標ですが、達成にはしばしば困難を伴います。

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