ホーム > ブログ > リワーク(復職支援)プログラム(その18)
2018年11月22日
千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク(復職支援)プログラム」の18回目です。引き続き、リワークプログラム(復職支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワークプログラムとは?〗(ⅩⅦ)
~リワークプログラムなどデイケア(復職支援プログラムなどデイケア)を受けるときの支えとなった言葉①「いままでの武器では対応できない」~
復職に向けて(リワークに向けて)どんな心がまえで復職準備(リワーク準備)を進めればよいかわからなかった人が、自分より先にメンタルヘルス不調から回復したリワークプログラムの先輩の言葉(復職支援プログラムの先輩の言葉)にふれ、気持ちを整理できた例を紹介しましょう。
リワークプログラムの先輩(復職支援プログラムの先輩)は「復職後(リワーク後)は、いままでの武器では対応できない」「リワークプログラムなど復職支援デイケア(復職支援プログラムなど復職支援デイケア)で新しい武器、つまり新しい働き方を身につけたほうがよい」とアドバイスをしました。
確かにリワークプログラムの先輩のアドバイス(復職支援プログラムの先輩のアドバイス)どおりで、メンタルヘルス疾患の発病前と同じ働き方、考え方では、再び同じような悩みを抱え、メンタルヘルス疾患を再発させてしまうかもしれません。リワークプログラムの先輩の言葉は、よいアドバイス(復職支援プログラムの先輩の言葉は、よいアドバイス)です。
~リワークプログラムなどデイケアを受ける(復職支援プログラムなどデイケアを受ける)ときの支えとなった言葉②「転んでもただでは起きない」~
メンタルヘルス疾患の発病の悔しさから、自分で「転んでもただでは起きない」と決心し、その言葉を胸に抱いてリワークプログラムなど復職支援デイケアに参加(復職支援プログラムなど復職支援デイケアに参加)したという人もいます。
メンタルヘルス疾患になるのは望ましいことではありませんが、メンタルヘルス疾患をきっかけに、リワークプログラム参加ではじめてわかる(復職支援プログラム参加ではじめてわかる)こともあります。自分はどうすれば働きやすいのか。なにに気をつければよいのか。そういった、自分のなかのもろさに気づくのは、メンタルヘルス疾患になったことで、リワークプログラムなどデイケアに参加して、いままでの働き方を、別の働き方に変更できた(復職支援プログラムなどデイケアに参加して、いままでの働き方を、別の働き方に変更できた)ことによる、いわば、怪我の功名なのかもしれません。
以上、千里中央駅直結・千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。