復職支援(リワーク)(その107) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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復職支援(リワーク)(その107)

2018年09月20日 

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「復職支援リワーク)」の107回目です。引き続き、復職支援(リワーク)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖リワーク(Re-Work)とは?〗(ⅩⅦ)
リワークプログラム復職支援プログラム)❺
■地域障害者職業センターにおけるリワーク支援職場復帰支援
⇒「地域障害者職業センターにおけるリワーク支援地域障害者職業センターにおける職場復帰支援)」は、2001(平成13)年に障害者職業総合センターが、メンタルヘルス専門医療機関やEAP事業者から職場復帰支援に関する情報収集リワーク支援に関する情報収集)を行ったことにはじまります。その復職支援に関する情報リワークに関する情報)をもとに、従来から行われていた新規雇用のための「職業レディネス指導事業」のカリキュラムを弾力的に活用して、リワーク支援を開発職場復帰支援を開発)しました。
リワーク支援において職場復帰支援において)も、休職者に対して復職準備性リワーク準備性)の向上を図るための通所リワークプログラムを提供復職支援プログラムを提供)しているが、その最大の特徴はコーディネート機能にあります。休職者自身への働きかけを主とするリワークプログラム休職者自身への働きかけを主とする復職支援プログラム)とは対照をなします。
企業とのコーディネート(復職調整リワーク調整))では、企業側の復職支援企業側のリワーク)における基本姿勢や具体的な復職要件リワーク要件)を確認することと併せて休職者の意向や状況を伝達し、企業と休職者と双方の方向性や目標を共有します。職場適応援助者(ジョブコーチ)による復職支援事業リワーク事業)もこの延長線上に位置づけられます。地域障害者職業センターにはメンタルヘルス専門の医療的体制がないため、主治医(精神科医・心療内科医)との連携も行います。主治医(精神科医師・心療内科医師)とのコーディネート(復職に関する情報収集リワークに関する情報収集))では、休職者が有するメンタルヘルス的な課題や地域センターが復職支援を行う際リワークを行う際)に留意しなくてはならない事項を確認しています。メンタルヘルス専門医療機関との連携をさらに深めた「メンタルヘルス障害職場再適応支援リワークプログラム職場再適応支援復職支援プログラム)ーーリワーク機能復職支援機能)を有するメンタルヘルス専門医療機関と連携した復職支援医療機関と連携したリワーク)ーー」という試みも存在します。
EAP事業者におけるリワークプログラムEAP事業者における復職支援プログラム
⇒米国では19世紀から職場におけるアルコールの弊害が明らかになってきました。この問題への対策がEAPのはじまりです。その後、1970年代からは労働者の業務パフォーマンスを低下させる問題全般を取り扱うリワークプログラムへと展開復職支援プログラムへと展開)しました。リワークプログラムの対象復職支援プログラムの対象)となるのは、従業員およびその家族の他に、組織の管理職や組織全体も含まれます。ここで培われた技術を応用して「EAP事業者における復職支援EAP事業者におけるリワーク)」(EAP復職支援EAPリワーク))は行われています。休職者とのカウンセリング・トレーニング、および職場関係者・家族・主治医(心療内科医・精神科医)との連携は他の復職支援と共通する部分が多い他のリワークと共通する部分が多い)が、企業ごとの職場復帰支援企業ごとのリワーク支援)の仕組み作りの復職支援仕組み作りのリワーク)は、このEAPリワークプログラムEAP復職支援プログラム)の特徴といえます。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。

 

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