復職支援(リワーク)(その18) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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復職支援(リワーク)(その18)

2018年02月23日 

千里中央大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「復職支援リワーク)」の18回目です。引き続き、復職支援(リワーク)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】●要治療期(治療専念期)の家族のサポート方法
この要治療期(治療専念期)の家族のサポート方法について、一言で言えば「正確な知識に基づいた一貫した対応」が重要です。逆に言えば、どうしたら良いのかわからず不安になり、できることは何でもしてあげようという対応は、かえって患者様本人の動揺を誘い、メンタルヘルス症状も不安定にしてしまうので注意が必要です。一例を下記で紹介しますが、このように、メンタルヘルス症状が優れなくても家族の前では無理をして元気なふりをすることになってしまうと、本来ならゆっくり休めるはずの家庭にもかかわらず、本人が最も気を遣わなければならない場所になってしまい、さらに本人を追い詰めることになってしまうのです。
もちろん、本人の気持ちやつらさを理解しようと努力することは重要ですが、メンタルヘルス不調のつらさは実際にそのメンタルヘルス不調を患った人にしか理解し得ない部分もあります。なので、必要以上に感情移入し、本人に共感しながらメンタルヘルス症状に一喜一憂することよりも、「私はあなたのメンタルヘルス不調の回復を願っているし、それまで一緒に歩いていこうと思っている」という一貫した態度を貫き通すことの方が、本人の安定したメンタルヘルス不調の回復を支えることになるのです。
■~家族がうつ病などメンタルヘルス症状に波のあることを知らなかった場合~
うつ病などメンタルヘルス不調で沈んでいる患者様の表情が少し晴れやかになると、家族は「メンタルヘルス不調が落ち着いて良かったね」と喜びます。
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次の日に暗い表情をしていると「昨日はあんなに元気だったのに、どうしちゃったの」と心配するという事態を招いてしまいます。
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本人は「つらい顔をしていると家族が心配するから、家族の前ではつらい顔を見せてはいけない」と考え、メンタルヘルス症状が優れなくても家族の前では無理をして元気なふりをすることになってしまいます。
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結果、無理がたたり、再びメンタルヘルス不調が悪化します。
以上、千里中央駅直結千里ライフサイエンスセンタービル16階・豊中市心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。      

 

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