「千里中央駅」の魅力(その16) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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「千里中央駅」の魅力(その16)

2016年03月28日 

千里中央(大阪府 豊中市・千里ニュータウン)、心療内科 精神科「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は『「千里中央駅」の魅力』の16回目です。引き続き、千里中央について詳しく触れたいと思います。
【続き→】あくまでも物理的な環境の良さが千里中央の再生につながったように見えますが、おそらくそれだけではないでしょう。
千里中央駅から新千里東町近隣センターを抜けて千里中央公園まで歩くと、途中、木々で暗い所や建物の影、空き店舗なども結構あります。しかし、決してゴミが散乱はしておらず、非常にきれいに保たれているのです。ところどころでは、熟年の集団やべビーカーを持ったお母さん方の立ち話も。日曜日の午後、おだやかな時間が流れていました。
千里中央公園の展望台横の駐車場も満車ですが、整理員がいないにもかかわらず、ちゃんと駐車場の真ん中で1列に順番待ちをしており、空きが出たら順番に入っていくというルールが徹底されています。大阪の他地域ではなかなか見られない光景です。民度、という言葉が適切なのかどうか分かりませんが、千里中央という街としての公共心、文化水準というものはかなり高いのではないかと感じます。
ところで、千里中央駅周辺千里中央公園など)には、あほんだら獅子をはじめさまざまなモニュメントがあります。これらは関西電力、大和銀行、住友銀行など昔の大阪財界から寄贈されたものが大半です。当時の期待の高さを感じることもできますが、逆に千里中央駅周辺のまちづくりが財界や行政主導で行われたことも裏付けています。ただ、それからもう40年以上たち、当時の熱意を受け継いだ人々が自分たちの手で新たな千里中央というまちづくりをはじめ、その環境に引かれて、若い世代が 流入しつつあるのでしょう。千里中央という街は、確実に次の世代に引き継がれています。そんな希望と確信がこころの中に広がっていきました。
千里中央駅を「豪華客船のようだ」と評した発言を見かけました。LABI千里を船首として、艦橋のせんちゅうパル、千里セルシー横の広いデッキを経て、船尾には大阪モノレール千里中央駅。デッキでは、フリーマーケットやダンスフェスティバルなど楽しい催しがいつも開催されていて、乗船客を飽きさせません。なるほど、なかなか見事な例えです。
思い起こしてみれば、千里中央駅、そして千里ニュータウンはいつも中央駅とニュータウンの最前線を走ってきました。千里ニュータウンのオールドタウン化という課題は乗り越えつつあるようですが、新たな難題はまた次々と押し寄せてくることでしょう。これからも、千里中央駅千里ニュータウンには、後から続く多くの中央駅とニュータウンの先頭に立って、時代の荒波を乗り越えて行ってほしい。そう願っています。
以上、千里中央駅直結・千里セルシー3階・豊中市、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。

 

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