リワーク・プログラム(その11) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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リワーク・プログラム(その11)

心療内科 精神科大阪府 豊中市千里中央駅直結医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク・プログラム」の11回目です。前回に続き、リワーク・プログラム(職場復帰支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。

【続き→】〖リワーク・プログラムにかかる費用
うつ病にて会社を休職中の方は、リワーク支援制度を利用してから復職リワーク)したいと考える人も多いのではないでしょうか?
リワーク支援をおこなう機関は、いろいろなところがあります。
なお、リワーク支援をおこなっている機関のリワーク・プログラムに参加できるのは、うつ病で休業中であり、復職に意欲リワークに意欲)があって主治医の診断書がある方です。
中には失業中で、働く意欲がある方の参加も認める施設もあるようですが、とくに行政系のリワーク支援は無料で人気がありますから、休業中の方のみの場合が多いようです。

リワーク支援にかかる費用
行政系リワーク支援
独立行政法人などでおこなうリワーク支援です。
費用はすべて無料となります。
利用期間は3ヶ月と決まっており、無料なので希望者が多く、人気のところは利用まで数か月待ちということもあります。
≪民間NPO・民間企業≫
民間団体がおこなうリワーク支援:1日800円程度(所得により違いがあります)
民間医療系リワーク支援
●精神科デイケアで利用の場合:医療保険が適用されますので、3割負担となります。1日あたり2130円程度
自立支援医療制度で利用の場合:自己負担が1割となります。1日710円程度(所得により違いがあります)

◎その他に必要な費用
リワーク施設まで行く交通費・飲食費などは自己負担となります。
精神科デイケアの場合、中には昼食代も含まれているところもあるようですが、基本食費は自己負担です。
また、リワーク・プログラムの中には、稲刈りなど自然に触れる催しがある場合が多く、そのような催しがある場合の参加費用も自己負担となります。

自立支援医療制度とは何?
自己負担額は、医療費の原則1割です(所得や疾病により限度額が設定されます)。
精神障害及び当該精神障害の治療に関し、医療費の自己負担を軽減する制度です。
通院にて治療を継続的に必要とする方が対象となります。
申請が受理されると、「自立支援医療費受給者証(精神通院)」が交付されます。
≪申請方法≫
1.自立支援医療費(精神通院)支給認定申請書
2.精神障害者保健福祉手帳の写しまたは意見書(自立支援医療診断書3ヶ月以内のもの)
3.保険証の写し
4.市町村民税課税証明書等(非課税の場合は収入が分かる資料)
5.印鑑
手続きはお住まいの市区町村の役所で申請することができます。
期間は1年間で、継続したい場合は再度更新手続きに行かなければいけません。

申請方法については、都道府県により若干異なる場合がありますので、お住まいの地域のホームページを確認してください。

以上、心療内科豊中市千里中央駅杉浦こころのクリニック」(千里ニュータウン千里セルシー3階)の杉浦でした。

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