心療内科とストレス(その14) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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心療内科とストレス(その14)

心療内科 精神科千里中央駅直結医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「心療内科とストレス」の14回目です。前回に続き、心療内科について詳しく触れたいと思います。

【続き→】現代の社会では、ストレスから完全に解放されるということは困難で、日々なんらかのストレスを受けながら暮らしていくことになります。このような環境の中で、自分らしく元気に過ごすには、ストレスがかかっていることを認識して、そのストレスを発散、解消することが重要です。ストレス発散、解消には、様々な方法があります。
入浴やアロマテラピー、スポーツなど、一般的に行われているリラックス方法の多くは、容易で誰にでもでき、自宅などで手軽にでき、自分の状態に合わせて修正でき、副作用がない、など良いことばかりです。しかし、ある程度続けないと効果が期待できない、あまり即効性はない、向精神薬の効果が促進されるかもしれない、などの点に注意が必要です。
キーポイントは、何かに集中してストレスの原因から意識を切り離すことですから、上記のようなリラックス方法に限らず、例えば我を忘れてのめり込むことが出来るような趣味があれば、ストレス解消に効果的です。手軽に出来る、自分に合った方法を選ぶと良いでしょう。
もし、ストレスを解消できずに背負いこんでしまったら、自分ひとりで悩まず、誰かに相談することが大切です。身近な家族、友人や、専門医(精神科・心療内科)でも良いでしょう。こころの中に抱えた思いを人に話すことは、それだけで浄化作用がありこころの柔軟性を生みます。
自分らしく元気に過ごすというのは、こころに過剰な辛さや無理がない状態のことです。お風呂に入りながらでもいいし、眠る前のほんの少しの時間でも、電車の中でも構いませんから、こころの内と向かい合って、自分のこころの状態を確かめてみてください。

以上、心療内科千里中央駅杉浦こころのクリニック」(千里ニュータウン千里セルシー3階)の杉浦でした。

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