リワーク支援について(その22) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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リワーク支援について(その22)

皆様、こんばんは。心療内科 精神科千里中央駅直結医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワーク支援について」の22回目です。前回に続き、リワーク支援職場復帰支援)について詳しく触れたいと思います。

【続き→】〖受け入れ職場への支援〗

休業中の労働者の職場復帰リワーク)にあたり、復職する労働者自身リワークする労働者自身)が不安や緊張を抱えていることはもちろんであるが、復職する労働者リワークする労働者)を受け入れる職場も、どのように対応すればよいのか困惑していることも少なくないです。そのため、職場復帰にあたってリワークにあたって)は、職場復帰の基本的な考え方リワークの基本的な考え方)を関係者で共有し、具体的な配慮のポイントを把握しておくことが必要となります。これによって、受け入れ職場の負担を軽減し、職場復帰するリワークする)労働者のスムーズな職場適応と職務能力の回復が期待できます。

職場復帰の基本的な考え方を共有リワークの基本的な考え方を共有)する

職場復帰の最低条件リワークの最低条件)は「通常勤務が見込める」こと

主治医より「職場復帰可能リワーク可能)」の診断書が出されたものの、本当に就業が可能な状態であるかどうかあらかじめ判断することは難しいです。厚生労働省の職場復帰支援の手引きリワーク支援の手引き)にもあるように、主治医による診断書の内容は、日常生活における病状の回復程度によって職場復帰の可能性リワークの可能性)を判断していることが多く、必ずしも職場で求められる業務遂行能力まで回復しているか否かの判断とは限らないからです。しかしながら、少なくとも就業規則に定める就業時間内の継続的な勤務が可能であること、つまり多くの場合、1日8時間週5日の通常勤務が継続的に見込めるかどうかが職場復帰の一つの基準リワークの一つの基準)となります。
 
以上、心療内科千里中央駅杉浦こころのクリニック」(千里ニュータウン千里セルシー3階)の杉浦でした。

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