豊中市 千里中央にある「杉浦こころのクリニック」です。 | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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メンタルヘルスケア(その15)

2015/03/17

皆様、おはようございます。心療内科 精神科千里中央駅直結医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「メンタルヘルスケア」の15回目です。前回に続き、メンタルヘルスについて詳しく触れたいと思います。

【続き→】●《外部EAP》
外部EAPとは、企業の外部機関と連携して実施するメンタルヘルスケアです。ちなみに、外部機関とは病気の治療を実際に担当する地域の専門医(精神科・心療内科)や、メンタルヘルス対策支援を専門に行う事業者のことを指します。このメンタルヘルスケアの特徴は外部からの客観的な視点とサポートを得られる点です。専門業者はEAPプロバイダと呼ばれ、ストレス診断・カウンセリング・医療勧奨・メンタルヘルスの教育研修・人事や管理者へのコンサルテーション・復職支援プログラムリワークプログラム)など多岐に渡るプログラムを用意しています。これらの支援をアウトソースすることにより、自社で取り組むよりも安価で短期間のうちに従業員支援を実現できるようになります。またメンタルヘルス対策だけではなく、社員の仕事を含む個人的な問題解決支援なども扱っている事業者もあり、企業が直接介入しにくいプライベートの悩みをフォローすることも可能です。

●《「4つのケア」を推進するために気をつけたいこと》
企業がメンタルヘルスに対し「4つのケア」を推進するにあたっては、次の点に留意しなければならないです。これらはメンタルヘルスケアを適切に実施するために極めて重要であり、原則として、しっかり守っていきたいです。
『■メンタルヘルス問題を抱える従業員に対して、健康問題以外の観点から評価が行われがちな傾向が強いことを認識し、適正評価を心がける
■従業員が安心してメンタルヘルスケアに参加できるように個人情報の保護には十分注意する
メンタルヘルスケアを効果的に進めるために、組織の人事労務管理と密に連携をとり、適切な人員配置などに配慮する
■単に職場の問題だけではなく、従業員のプライベートの問題がストレスの原因である可能性も勘案する』
 
以上、心療内科千里中央駅杉浦こころのクリニック」(千里ニュータウン千里セルシー3階)の杉浦でした。

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