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草津温泉について(その11)
2015/01/07
皆様、おはようございます。心療内科(大阪府・千里ニュータウン・千里中央駅)「杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】●湯治場
草津温泉には古くから「万病に吉」として多くの湯治客が訪れてきています。温泉の保温効果に加えて、草津温泉の強酸性泉による殺菌作用、成分に含まれる硫酸アルミニウムによる収れん作用、皮膚の刺激作用により切り傷からハンセン病、梅毒、皮ふ病まで幅広い病を受け入れてきました。
また草津温泉独特の入浴法として「時間湯」があります。温泉の成分を出来る限り変化させずに入浴する為に熱いお湯を水で薄めずに湯もみ板で湯をもみ、湯長の号令で一斉に入浴し、3分間の入浴を行います。最盛期には熱の湯、白旗の湯、松の湯、千代の湯、鷲の湯、地蔵の湯の6湯で行われていたが、現在は千代の湯、地蔵の湯の2湯で行われています。