2015年04月05日
皆様、こんにちは。心療内科 精神科、千里中央駅・千里ニュータウン「医療法人秀明会 杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
今回は「リワークプログラム」の5回目です。引き続き、リワークプログラム(職場復帰支援プログラム)について詳しく触れたいと思います。
【続き→】〖職場復帰支援プログラム (リワークプログラム)における作業療法の役割〗
●リワークプログラム(復職支援プログラム)における作業療法士の貢献度
リワークプログラム(復職支援プログラム)では、医師、看護師、薬剤師、心理士、精神保健福祉士、そして作業療法士がチームを編成し、運営しています。これらの専門職がさまざまな活動を導入し、個々のリワークプログラム対象者の状態や状況(復職支援プログラム対象者の状態や状況)にそいながら、リワークプログラム対象者(復職支援プログラム対象者)の復職準備を支援(リワーク準備を支援)することになります。
スタッフ情報の調査結果では、臨床心理士の比率が最も多く、次いで精神保健福祉士、看護師、作業療法士などでした。この報告では、作業療法士が全体の10%程度に留まっていることが示されています。今後は作業療法の効果や役割をリワークプログラム対象者、他職種、社会(復職支援プログラム対象者、他職種、社会)へデータを用いて示し、作業療法の必要性を訴え、リワークプログラムに参画(復職支援プログラムに参画)する作業療法士の増加を推進しなければならないです。
以上、心療内科、千里中央駅直結・千里セルシー3階「杉浦こころのクリニック」の杉浦でした。