非定型うつ病について(その36) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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非定型うつ病について(その36)

2015年01月16日 

皆様、こんにちは。心療内科千里中央駅直結・千里セルシー3階)「杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】〖似ている病気、併発しやすい病気〗
●症状が似ている病気
■《慢性疲労症候群》
これは、原因不明の強い疲労感が長期にわたって続く病気です。身体面でも思考面でも、激しく疲労して、日常生活に支障が出るほどです。この疲労感のほかに、微熱、リンパ節の腫れ、咽頭痛、関節障害、原因不明の筋力低下、睡眠障害、思考力の低下、強い光を受けたとき目に痛みを感じるなどの症状を伴うことがあります。非定型うつ病との鑑別は難しく、併存していることもあります。
■《神経性大食症とむちゃ食い障害》
神経性大食症というのは、一般に過食症と言われるもので、摂食障害のひとつです。大量に食べたあと、体重が増えることを恐れ、無理に嘔吐したり、下剤などで排泄したりします。このような代償行為をしないのが、むちゃ食い障害です。これらは、ダイエットをしたときや、強いストレスを受けた時に、それを解消しようとして、過食したりむちゃ食いしたりするケースがあります。
■《ナルコレプシー》
ナルコレプシーとは、夜十分睡眠がとれているにもかかわらず、日中激しい睡魔に襲われ、ところかまわず眠り込んでしまう病気です。この睡眠発作は、食事をしている時、おしゃべりをしている時、テレビを見ている時、自動車の運転をしている時などに突然眠り込み、数分から数十分ほど続きます。非定型うつ病に起こる過眠と間違われることがあります。

 

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