非定型うつ病について(その29) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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非定型うつ病について(その29)

2015年01月09日 

皆様、こんにちは。心療内科千里中央駅直結・千里セルシー3階)「杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】非定型うつ病の診断は、アメリカの診断基準であるDSM‐Ⅳ‐TRをもとに診断されますが、まずその前に非定型うつ病かどうかチェックしてみましょう。非定型うつ病は、うつ病の一亜型なので、まず始めにうつ病の診断基準を満たすことが前提です。そのうえで非定型うつ病の条件を満たすかどうか見極める必要があります。
■【まず「うつ病」であるかどうかをチェックする】
●ほとんど毎日、憂うつな気分が続く。 ●何も楽しいと感じることができず、無気力で興味がわかない。 ●食欲の低下、または食欲の増加がある。 ●よく眠れない、または睡眠過多になる。 ●動作や話し方が鈍くなる、または落ち着きがなく、じっと座っていられない。 ●疲れやすく、だるさがとれない。 ●自分を責めてばかりいる。 ●集中力が低下し、考えることができない。 ●くり返し死にたいと思う、また自殺を口にする。
上記の項目の、1か2のひとつを必ず満たし、その他の項目を含めて5つ以上が、2週間以上ほとんど毎日、ほとんど1日中続いている場合に「うつ病」と診断します。

 

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