2015年01月01日
皆様、新年明けましておめでとうございます。心療内科(千里中央駅直結・千里セルシー3階)「杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
本年、2015年は乙未(きのとひつじ)の年に当たり、ひつじ年の持つ「安泰」に乙(きのと)の「未来の成長・発展」という性質が重なった縁起のいい年回り。そして、ご存じかもしれませんが、その年の干支の縁起物を持つことは、日本伝統の開運法です。
◎「羊」は「¥(えん)」に深い縁を持つ動物なのです。
「羊」の文字の横棒をひとつ取れば、「¥」になります。簡単な文字遊びですね。
しかし、あまり知られていないことですが、実は「羊」と「¥」には意外に深い歴史と、開運のための重要な秘密が隠れているのです。
◎実は、貨幣が発明される前は羊はお金そのものでした。
羊は8千年前から人間とともに暮らしてきた大切な家畜です。特に放牧を行う地では、羊毛は衣類になり、肉は食物になり、皮はテントになるなどして、羊は人間の必要とする衣食住をすべてまかなう動物であったのです。歴史的に見ますと、人類が貨幣を発明する以前には、羊がまさに貨幣そのものであったのです。その羊を所有する数が富の大きさであり、財産の大きさでした。
ですから羊は古来、富の象徴として扱われ、財産そのものであったのです。さらに、美という文字は「大」きな「羊」と書くように、羊はりっぱで美しいものの象徴でもあったのです。
また、今日の風水でも、羊はお金と縁の深い吉祥の動物とされ、財運を招き、事業運を高めるといわれています。さらに、羊は仲間を大切にして群れで暮らすことから、羊の縁起物は人脈を築き、周りの人から信頼や支援が受けられるともいわれて人気を集めています。
では、本年も皆様にとって幸多き年になりますよう、祈念しております。