非定型うつ病について(その18) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

ブログブログ

ホーム > ブログ > 非定型うつ病について(その18)

非定型うつ病について(その18)

2014年12月28日 

皆様、こんにちは。心療内科千里中央駅直結・千里セルシー3階)「杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】非定型うつ病のようなうつ病が、「なぜ現れるのか?」「原因は何なのか?」といった疑問が、本人も家族や周囲の人も一度は考えると思います。しかし残念ながら、現在では非定型うつ病の起こる原因そのものについては、未だに解明されていません。ただ、発病するきっかけや誘因については、これまでの研究で明らかになっているものがあります。発病に関与しているとして考えられるものは、ストレス、性格、遺伝、脳の神経伝達物質、家庭環境や教育、社会環境などが挙げられます。
●ストレス
ストレスは、うつ病発症の重要なリスク要因の一つとされています。ストレスはこころにも体にも影響して、うつ病に限らずさまざまな病気を引き起こすリスクファクターであることは、これまでの研究や臨床においても明らかにされています。日頃、私たちはストレスに晒されながら生活しており、普通であればそのストレスもこころの働きでうまく処理されています。ところが、このストレスが強すぎたり、また蓄積されたりすると、私たちの生体である心身はさまざまな悪影響を受けることになります。

 

ページトップに戻る

レスポンシブウェブデザイン