非定型うつ病について(その14) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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非定型うつ病について(その14)

2014年12月24日 

皆様、こんにちは。心療内科千里中央駅直結・千里セルシー3階)「杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】こうした症状は、当然周りの人達との間にトラブルを引き起こし、家族、上司、同僚、友人、恋人などとの人間関係にヒビが入って、社会生活に支障がでてきます。結果、職場や学校を休んで引きこもり、友達も恋人もつくらなくなります。また攻撃に転じると、相手とけんかや口論をしたりして、絶交状態になったりします。
この拒絶過敏性による症状は、「境界性パーソナリティ障害」の症状とよく似ているため、臨床においてはしばしば診断に迷うところです。いずれにしても、治療を進めていくなかで、非定型うつ病なのかパーソナリティ障害なのかを、十分に見極める必要があります。中には、双方が合併しているケースもあるので、慎重に診断をすすめることになります。

 

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