2014年12月17日
皆様、こんにちは。千里中央駅直結・千里セルシー3階、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】しかし、床に入っても夜中に目が覚めてぐっすり眠れず、熟睡していないため、いくら寝ても寝足りない感じです。また、睡眠を十分とっても昼間も眠くて仕方なく、眠気だけがだらだら続きます。そして、昼夜を問わずうつらうつらと寝て過ごすため、睡眠と覚醒のリズムが崩れ、生活のリズムも崩れ、昼夜逆転の生活となって、日常生活に支障を来すようになります。また、昼夜逆転してしまうと、セロトニンやノルアドレナリンの分泌が悪くなって、通常はうつ病が悪化します。寝てばかりいると自己嫌悪に陥り、憂うつ気分が強まります。さらに、過眠は脳の働きを鈍らせるため、憂うつ気分がさらに増強されてきます。