非定型うつ病について(その2) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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非定型うつ病について(その2)

2014年12月12日 

皆様、こんにちは。千里中央駅直結・千里セルシー3階、心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】《非定型うつ病の症状》
●良いことや楽しいことがあると気分が明るくなる(気分反応性)
何か良いことがあれば気分がよくなり、何か嫌なことや悪いことがあれば気分が落ち込んでしまう、といった症状を気分反応性といいます。この気分反応性こそ、非定型うつ病を診断(DSM‐Ⅳ‐TRの診断基準)するうえで第一条件の症状となります。気分反応性というのは、その時々の出来事に敏感に反応して気分が揺れ動き、気分が激しくアップダウンすることです。嫌な悪いことがあると、突然、嵐のごとく気分が激しく落ち込んだかと思えば、人に褒められたり楽しいことや嬉しいことがあったりすると、気分がパッと晴れて、途端に元気になるという、その落差が激しいのが特徴です。これが、従来型のうつ病であれば、ほとんど1日中気分が落ち込み、その状態が2週間以上も続き、どんなに楽しいことがあっても気分は晴れません。

 

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