冬季うつ病について(その14) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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冬季うつ病について(その14)

2014年12月07日 

皆様、こんばんは。千里中央駅直結・千里セルシー3階、心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】ヨーロッパには、緯度が高い国が多く、冬場の日照時間が足りなくなりやすいのです。そのため、日本ではとても考えられませんが、公共施設で光療法が受けられる場所があったりするほどです。たとえば、ロンドンの科学博物館では、一般家庭の5倍の明るさを持つ照明を備えたライト・ラウンジと呼ばれるスペースをつくって一般の人に無料で開放しています。
また、2007年12月9日付けのサンデー・タイムズによると、ロンドン警視庁が職員のやる気向上を狙って、高照度照明器具を導入し、職員のやる気向上をあげようとしているニュースが掲載されました。
これはつまり、冬季うつ病対策ですね。冬場の気分の落ち込みを防ぎ、検挙率をあげようとする試みが試されているわけです。職員には積極的に高照度光を浴びるように薦めており、食堂内に2台設置しているそうです。

 

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