2014年11月28日
皆様、こんばんは。千里中央駅直結・千里セルシー3階、心療内科「杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】冬季うつ病は、毎年秋から冬にかけて気分が落ち込み、春から夏にかけては回復するのが特徴の1つですが、これに加え、下記のような条件を満たす場合が冬季うつ病であると一般的に言われています。
(冬季うつ病の診断条件)
●出社したくない等と感じる重いうつ状態を経験したことがある
●ノイローゼなど他の精神疾患がない
●多忙さや身近な人の死など、社会的心理的な原因がない
また、前で紹介した代表的な症状が2年続けば、冬季うつ病の可能性が非常に高いと言われています。
冬季うつ病のうつ状態は、比較的軽めとはいえ、ひどい場合は日常生活に支障をきたし、本人ばかりか周りの人にも迷惑をかける場合もあります。悩んでいる場合は、早急に精神科や心療内科を受診するのが得策でしょう。