冬季うつ病について(その3) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

ブログブログ

ホーム > ブログ > 冬季うつ病について(その3)

冬季うつ病について(その3)

2014年11月26日 

皆様、こんばんは。千里中央駅直結・千里セルシー3階、心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】冬季うつ病は、その季節が終わると症状は良くなるということと、うつ気分と共に過食、眠気といった症状が現れやすいのが特徴です。
毎年、秋から冬にかけて、夕暮れが早くなるにつれ心に変化が現れ、気分が落ち込んで何もやる気がしなくなり、ひどい場合は日常生活にも支障をきたします。
冬季うつ病の代表的な症状をまとめると、
●なぜか、ただただむなしく、自己否定的になる ●無気力感に襲われる ●睡眠時間が長くなっているにもかかわらず日中も眠気がある ●人付き合いがおっくうになり、外出がつらい ●集中力がなくなり、普段やり慣れた家事や仕事ができない ●食事が炭水化物や甘いものに偏り、体重が何kgか増える
などがあります。過食、過眠、炭水化物の渇望は、典型的なうつ病では出現しにくい症状です。幸い、冬季うつ病では自殺のリスクは非常に小さいと言われています。

 

ページトップに戻る

レスポンシブウェブデザイン