非定型うつ病について(その12) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

ブログブログ

ホーム > ブログ > 非定型うつ病について(その12)

非定型うつ病について(その12)

2014年12月22日 

皆様、こんにちは。心療内科千里中央駅直結・千里セルシー3階)「杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】●対人関係に過敏になる(拒絶過敏性)
普通誰でも、人から批判されたり拒絶されたりすると、多少なりともこころに傷がついて落ち込むことがあります。しかし、非定型うつ病の人は、その傷のつきかたが強く激しく極端にでるのが特徴です。たとえば、周囲の人のちょっとしたひと言で、激しく落ち込んで何日も寝込んだり、逆に相手に対して攻撃的になったりします。また、褒めたつもりで言った言葉を、そのまま受け取らず、皮肉を言われたと思い込んで、ひどく落ち込んだりします。また、会社で上司から、自分が作った企画書に対して修正が出されると、能力を全否定されたと思い、腹をたてて逆ギレしたり、翌日から会社を休んだりします。このように、他人の言動に対して、過敏に反応し、ひどく落ち込んだり激怒したり、攻撃的になったりして、人間関係や社会生活に影響がでるような症状を「拒絶過敏性」といいます。

 

ページトップに戻る

レスポンシブウェブデザイン