非定型うつ病について(その6) | 豊中市 千里中央駅直結の心療内科「杉浦こころのクリニック」

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非定型うつ病について(その6)

2014年12月16日 

皆様、こんにちは。千里中央駅直結・千里セルシー3階、心療内科杉浦こころのクリニック」の杉浦です。
【続き→】●過剰に眠る(過眠)
過眠も、非定型うつ病を診断するうえで重要な症状です。定型うつ病では「眠れない」という睡眠障害に悩まされますが、非定型うつ病では「眠り過ぎ」に苦しめられます。この逆転した自律神経症状が特徴です。過眠とは、1日10時間以上眠る日が、1週間に3日以上ある場合をいいます。10時間というのは、夜間睡眠と昼寝の時間を合計したものでもよく、また眠っていなくてもベッドに横になっていた時間が10時間以上ある場合でも、判定の基準になります。非定型の眠気は、非難されたりすると(そう思い込む)気分が落ち込み、それに合わせて眠気が強まってきます。また、体が鉛のように重く感じる鉛様麻痺が同時に起きますので、起きていられないために床に入るのです。

 

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